先日、今年に入ってからはじめての講習会に行ってきました。
どんな講習会かというと、インプラント治療を行う際にCT撮影をするのですが、
そのCTを解析したうえでいかに安全にインプラントを打てばよいかといった話でした。
最近インプラントの事故をテレビや新聞などで目や耳にすることが時々あります。
確かにインプラントは外科治療ですので、それなりにリスクは伴うことは否定できません。
しかし危険な治療かといえば、けしてそんなことはないわけです。
インプラント自体は骨の中に打つわけですから目で直視できない治療です。
そうしたらインプラントのリスクを減らすにはどのようにすればいいかというと、
そこでレントゲンやCTを用いて可能な限りインプラントを打つ部位の情報を事前に分かっていれば、事故を起こす確率はぐんと少なくなるわけです。
そんな話を聞きつつ、撮影したCTをいかに活用できるかという勉強をしてきました。
私がインプラント治療を行う際には、患者さんに極力CT撮影をお願いしていますが、今回の講習会でよりその必要性を実感できた気がします。