こんにちは、吉井歯科医院 吉井浩子です。
年齢別の歯磨きのポイントについて何回かにわたってご紹介したいと思います。
歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間、奥歯の溝などは、年齢に関係なく汚れのたまりやすい場所で(=むし歯になりやすい場所)ですが、この他に、こどもの年齢によってむし歯が発生しやすい場所があります。
仕上げ磨きはそうしたポイントに注意して磨きましょう♪♪
<小学5、6年生の歯磨きポイント>
むし歯になりやすい場所 ・12歳臼歯
12歳臼歯は、6歳臼歯の奥にはえてくる歯のことです。
6歳臼歯と同様に生え始めは背が低いため歯ブラシが届きにくいので注意しましょう。
もう日常のほとんどのことは自分できるようになり自立した時期です。
その分今まで管理してきた食生活が乱れてくる頃にもなります。
スナック菓子や清涼飲料水などのだらだら食べには注意が必要ですね。
この時期から中学生にかけて、むし歯や歯肉炎になる子がとても多いです。
とても残念な気持ちになります。
せっかく今まで大事にしてきた歯なのだから、このままずっと大切にしてもらいたいです。