こんにちは、吉井歯科医院 吉井浩子です。
口内の汚れを洗い流し、口内細菌の繁殖を防ぎ、ネバつきを抑えてくれる「唾液」。
そんな大切な役割を果たす唾液も、加齢やお薬の影響で、質と量が低下してくる場合があります。
唾液の分泌を促し、お口をサラサラに保ちましょう。
◎食事はよく噛んで食べよう
唾液の分泌を促すのに効果的なのが、よくかんで食べることです。
かめばかむほど、唾液の分泌は促されます。
食事はよくかんで食べる習慣をつけましょう。
キシリトールガムなどを利用するのもおすすめ。
また、梅干などのすっぱいものを食べたり、水分をまめにとったりするのも、唾液の分泌を促すのに効果的です。
◎唾液腺マッサージで、唾液量のアップ!
唾液量が減ってお口が乾燥する場合などに行うと効果的なマッサージです。
お食事の前に行なうと食べやすくなりますのでおすすめです。
顎下腺(がっかせん)
耳の下から顎の下あたりを指先で押すようにします。5回くらいやりましょう。
耳下腺(じかせん)
人差し指から小指までの4本の指を頬に当てて、上の奥歯のあたりを回すようにマッサージします。10回くらいやりましょう。
舌下腺(ぜっかせん)
両手の親指をそろえて、顎の真下からで舌を突き上げるように、ゆっくり、ぐーっと押すようにマッサージします。5回くらいやりましょう。
それでも解消されない場合は、症状を緩和する保湿ジェルなどもあります。
お口の乾燥が気になる方は、まずはお試しあれっ