昨日4月1日から、
保険の改正がありました。
例年2年に一回行われているのですが、
今年がその年に当たります。
先週2回ほど保険改正の勉強会に行ってきたおかげもあるのか、
昨日は特に混乱もなく診療ができました。
それでは保険改正とは
具体的にはどんなことが行われるかというと、
微妙ではありますが、
治療の値段が変わるのです。
変わるといってもほとんどの場合が安く設定されています。
それでは患者さんの負担が減るのかというと、
高齢者の保険負担が先々増加する事や、
サラリーマンの保険の毎月の徴収分が増えるなど、
患者さんの負担は増えているのが実情です。
患者さんと医療現場、
両方の負担が増えて集まったお金はどこへ行ってしまったのですかね?
国にはそこら辺を十分に考えた上で、
医療の充実のためにお金を使ってほしいと考えます。
ま、私にはそんな大きな政治的な事はどうにかできないわけですし、
毎日の診療をまじめにしっかりやるしかないですね。
そんなわけで制度上の保険改正は昨日からあったのですが、
実際やる診療は変わらないわけなんですよね。
はやく今の保険制度に慣れなければと思う
今日この頃でした。